(ロックオン×1、リヴァイブ×1)








「お前なんか眠そうだな」
「ん・・・そうねぇ・・・夕べ徹夜だったから」
「仕事でもしてた?」
「そう。スメラギ女史とああだこうだと緩い論争をね」
「お疲れさん。そっか・・・だからか、なるほど」
「な・・・に、いきなり触らないで」
「いや、犬猫って眠くなると何かあったかくなるだろ?だから触ってみたらお前もいつも以上にあったかいから、そういうことかと納得した」
「あたしは犬猫なの?」
「猫っぽいとは思ってるけどな。ま、細かいこと気にするな。寝たいんだったら添い寝してやるぜ?」
「・・・添い寝・・・・・そう、ね。してもらおうかな・・・ロックオンの傍なら安心して眠れそう・・・」
「ああ、ちゃんとしっかり抱いててやる」
「離さないで・・・」
「分かってる。怖い夢を見ても俺が夢の中まで助けに行ってやるからな」
「な・・・に、それ・・・」
「安心できるだろ?」
「うん・・・」
「・・・さ、もう眠れ。起きたらコーヒーいれてやるな」
「ん・・・お砂糖いれてね・・・」
「了解。おやすみ・・・いい夢見ろよ」





_______________________________________________________________







「リヴァイブはリジェネが嫌いなの?」
「私が、ではなくて、リジェネが嫌いなのでは?顔を見せるとあまりいい顔はされませんし」
「二人が顔を合わせると場が凍りつくね!」
「全くです。私は穏やかに話しかけているのに、ああも睨みつけられては話もなりたたない」
「そうだね・・・。しかもヒリングには変わったコ扱い受けてるし」
「自由すぎるんですよ、彼はね」
「いいじゃない。風のように自由なリジェネ。あれで従順にされると、私、“わー”ってなっちゃうなぁ」
「思い切り悪い方の“わー”ですね、それ」
「信用できる?私はできないね」
「ふん?確かに道理ですね。しかし・・・おかしいですね。君は純然たるリジェネ派だったのでは?」
「そうそう。私、リジェネ派。超少数派のリジェネ派」
「なのに否定意見が目立つようですが?」
「好きだけど、その辺はまた違うよ。もっと仲良くしてくれればいいのにな、リジェネ。皆同じイノベイタ―なのに」
「大多数はいらないんでしょう。一人、理解してくれる者がいれば」
「お話がへたくそなのかな」
「話す気がないんですよ」
「お話する気がないのに、聞きたいかい?とか言うんだよ。なんだよそれ。馬鹿にしてんのか」
「ははっ、それは随分可愛がられているじゃないですか?」
「・・・どうしたの、リヴァイブ。顔がひきつっているよ」
「そうですかそうですねそんな気がします」
「私のせい?」
「君が1割、9割リジェネ・レジェッタですかね」
「なんだ、結局のところリジェネが嫌いなんじゃないか」
「そのようです。ところで・・・彼の腹の立つ話よりも、僕らのことを話しません?」
「はぁ・・・リヴァイブと私?」
「そう。例えばリジェネが散った後、二人で孤島に暮らしませんか?南の海が綺麗な島で」
「無理!リジェネが死んだら私も死ぬから!」
「・・・(リジェネ・レジェッタ、許しませんよ!)」










log1